行政書士の独り言|こんな財務指標、イヤですか?

正解は探すものじゃない、つくるもの


みなさん、こんにちは!

運送業専門行政書士の齋藤です。

 

経営をしていると、「どっちが正解なんだろう?」

と迷う場面が多々あると思います。

運賃を値上げするべきか、

それとも今は我慢するべきか。

車両を増やして事業を拡大するべきか、

それとも今の規模を維持するべきか。

採算の悪い荷主との取引をやめるべきか、

それとも付き合いを続けるべきか。

どれも簡単には答えが出ない問題です。

そんなとき、他の経営者の話を聞いたり、

経営書を読んだり、

専門家に相談したりすることもあるでしょう。

もちろん、それ自体は悪いことではありません。

ただ、私は少し気になることがあります。

 

そもそも、正解なんてあるのか?

例えば、車両20台の運送会社が2社あったとします。

一方の社長は、積極的に車両を増やして売上10億円を目指している。

もう一方の社長は、車両を増やさず、今の規模で利益率を高め、

社員と自分の時間を大切にしたいと考えている。

さて、どちらが正解でしょうか?

そんなもの、他人が決められる話ではありません。

ところが、世の中には

「会社は成長させるべきだ」

「規模を拡大しなければ生き残れない」

などと、もっともらしく語る人がいます。

いやいや。

それって本当にそうなのでしょうか?

そもそも、目指しているものが違うのに、

同じ物差しで正解を決めようとすること自体、おかしな話、と思うのです。

 

正解探しが、経営を止める

もちろん、法律や安全に関することには、

守るべきルールがあります。

しかし、経営上の選択には、

最初から正解が用意されていないことが少なくありません。

それなのに、失敗したくないからと、いつまでも正解を探し続ける。

セミナーに参加し、経営書を読み、成功した社長の話を聞く。

そして、また別の成功事例を探す。

気がつけば、情報ばかり増えて、肝心の経営判断は何も変わっていない。

これでは、経営者というより正解コレクターです笑。

他社の成功事例は参考になります。

でも、それが自社にとっての正解とは限りません。

会社の規模も、財務状況も、社員の能力も、

社長自身が目指すものも違うのですから。

 

自分で決めたことを、正解にしていく

私は、経営において大切なのは、

正解を探すことよりも、

自分で選んだ道を正解にしていくことだと思っています。

 

例えば、採算の悪い荷主との取引をやめると決めたなら、

その分の売上を補うために新しい営業先を開拓する。

車両を増やさないと決めたなら、

積載率や実車率を改善し、今の経営資源で利益を最大化する。

つまり、決断したら終わりではなく、

そこからが本当のスタートだと思うのです。

当然、判断を間違えることもあるでしょう。

そのときは、修正すればいい。

最初の決断に固執して、傷口を広げる必要はありません。

大切なのは、他人が用意した正解に自分を合わせることではなく、

自分が目指す姿に向かって、

考え、

決め、

行動し、

修正していくこと。

結局のところ、経営とはその繰り返しなのだと思います。

あなたは今、誰かが教えてくれる正解を探していませんか?

それとも、自分で選んだ道を正解にするために動いていますか?

それでは、今回はここまで。

最後までお読み下さいましてありがとうございます。

またお会いしましょう!!

 

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