行政書士の独り言|売上を追うという事についての一考

追うべきものは売上「額」?

 

みなさん、こんにちは!
運送業専門行政書士の齋藤です。

売上を追うということ

実は、私、本当に最近ですが、
あることに気づきました。

気づいた、というよりかは、
気づかされたと言った方が良いでしょう。

では、一体何に気づいたかというと、
売上を追い続けても仕方ない、
という事です。

こんな単純なこと、なんで今まで気づかなかったのか、
と海より深く反省しました。

 

なぜ売上を置い続けても仕方ないのか?
それは売上、つまりお客様の行動を
完全にコントロールすることはできないから。

売上、売上と言いましたが、数字のことですね。
売上高とでもいますでしょうか。
それとも売上額とでも言うべきでしょうか。

私が毎年追いかけてたのは、この「額」です。

でも、額を追ったところで、実際には、
自分で何もコントロールできないという虚無感を感じます。

そりゃ、そうですよね。
お客様を思うようにコントロール出来たら、
それはもう最高なわけで。

でも、それが出来ないから、
こうして額を追うことに虚無感を感じてしまう

この理屈を理解したときは、思わず

なるほど!!

と膝を打った次第です。
これは、私のコンサルの先生に言われて気づきました。

今までは、来期は売上◯◯万円、という数値目標を建てて、
それを月ごと、週ごとに分解して追いかける、
ということをやってました。

ま、それなりの目標を立てて、追いかけるわけなのですが、
なんかしっくり来てない自分もいたのも事実です。

これが悪いわけでもないのですが、ある日、
来期の目標についてコンサルの先生に相談したときにこの話をされました。

いやいや、確かに仰るとおりなんですよね。

売上というのは、本当にコントロールできない。
ある程度の予測はつくけど、
それを、こちら側が意図して自由自在にコントロールできない。

つまり、どうしようもない。
そのどうしようもないことに、
反応して、
一喜一憂して、楽しいですか?と。

そりゃそうだ!!
と本当に思いました。

じゃ、何すりゃいいのさ?と言うと、
行動の目標を建てるんですね。

コンサルの先生も、自分自身は、
行動目標を立てて、それを追ってますと言ってました。

そんな話をしていた数日後、まさかのタイミングで
ダイレクト出版の小川社長も同じ様な事を仰ってました。

「会社の売上目標いらない」
https://youtu.be/6IsafQ8R-r4?si=fjtoPBnfaFi1v4cs

こりゃ、なんて日だ!!
と叫びそうになりました。

本当にコンサルの先生と同じ事を動画で話されてました。

早速、影響されやすい私も、来年の計画は、
行動目標で考えようと思ったのですが、

今までが今までだったため、数値目標、
すなわち私の場合は、目に見やすい売上目標も立てないと

少々不安なのもこれまた事実なのです。

ただし、あまりにも額にフォーカスしてしまうと、
それを達成するための短期的な施策しか打てなくなる
という落とし穴にズドンと落ちるのでほどほどに注意しなきゃ、
と自分に言い聞かせながらこのコラムを書いております。

ということで、来期は、行動目標、ときどき数値目標
というスタンスで行ってみようと思います。

 

それでは、今回はここまで。
最後までお読み下さいましてありがとうございます。

またお会いしましょう!

 

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