行政書士の独り言|「そういうものだから」を排除する

「そういうものだから」を排除する

 

みなさん、こんにちは!
運送業専門行政書士の齋藤です。

突然ですが、コラムを読み進める前に
ちょっとだけ、自分の心に手を当てて
振り返って見て下さい。

もしかして、今、あなたの会社やあなた自身の
思考や、口癖として
「そういうものだから」
という思考や、口癖があったりしませんか?

もし、あった場合は要注意です。

・感覚で伝えることの危険性

この「そういうものだから」
に頼りすぎている、または、
気づかない間に、蔓延している、
依存しているという会社、
そして社長、
かなり危険です。

「そういうものだから」
を理解するには何年かかるか
考えたことありますか?

そりゃ、ある程度の年数がかかるのはしょうがないよね、
と思ったあなた!

ズバリ、「考える」ことや「責任」から逃げてませんか?

・感覚を理解するにはとてつもない時間がかかる

「そういうものだから」を理解するには、
かなりの時間と経験を要します。

このあたりは理解出来ますよね。

さらに面倒なのが、ある程度の年数が経った時、
「そういうものだから」の基準が
人によってバラバラになっていること。

ある程度の年数をかけて身についてしまった、
自己流の
「そういうものだから」
を治そうと思ったら、

よっぽどの気合と根性、時間が必要になるはずです。

生活習慣と一緒ですよね。

・結局、逃げてるだけだと思いませんか?

「そういうものだから」に依存すること、
それって結局、本来は、
きちんと伝えなきゃいけないこと、
教えなきゃいけないこと、
マニュアル化しなきゃいけないこと、
言語化しなきゃいけないこと、
平準化しなきゃいけないこと
から逃げてるだけだと思うんです。

で逃げ続けた結果、

本来は、
やらなくて良い事、
しなくて良い失敗、
かけなくて良い時間まで
かけてると思うんですね、

この「そういうものだから」を理解させるために。

そして、てんでバラバラの
「そういうものだから」
の基準を持った人が量産されていきます。

量産されるならまだマシ。
多分、辞めていく人の方が多いでしょう。

・ただ面倒なだけ

忙しいから、
面倒だから、
オレの仕事じゃないから、
と言って、社長を始め、みんなが責任を放棄して
「そういうものだから」に依存する。

ラクだから。
考えなくて良いし。
口酸っぱく指導しなくて良いし。
頭の中の思考を言語化しなくて良いし。

ラクな方へ、ラクな方へ逃げ続けた結果、
いつの間にか、超属人的で、
いつまでも人が育たない閉鎖的な会社のいっちょ上がりです。

・感覚を排除し、言語化することの重要性

これは、とても大変です。
正直、イライラするんですよね、
自分の思っていることが言葉や文章にできないと。

これはやってみると分かります。

で、結局、めんどくせー、となるわけですが。

でも、自分の思考を言葉や文章にできない、
ということは、実は、

自分自身が思うほど、
そのことを理解しきれてないということでもあります。

 

「そういうものだから」に頼らず、
人のせいにせず、
考えることから逃げず、
言語化しましょう。

 

それでは、今回はここまで。
最後までお読み下さいましてありがとうございます。

またお会いしましょう!

 

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