行政書士の独り言|「作業してるだけ」で満足してませんか?

〜社長だけが忙しい会社の話〜

 

みなさん、こんにちは!
運送業専門行政書士の齋藤です。

今回は、なぜかいつも、自分(社長)だけが忙しい。
という社長にお送りするテーマです。

というか私自身にも自戒の念を込めて。

とある1日。

朝から晩までやることだらけで、気づけば一日が終わってる。
でも、まわりの社員たちはそうでもなさそう。

のんびりマイペースで仕事して、お昼になったらしっかり休憩取って、
定時になったらビシッと帰る。

そんなとき
「おいおい、なんで俺だけこんなに忙しいんだ?」
って、ふと思うことありませんか?

 

例えば

急ぎの依頼が飛んでくる。
現場からのトラブル、LINEや電話での緊急連絡。
部下からの「ちょっとだけいいですか?」が連発。
そのうえ、決裁・最終判断・お客様対応・メール・請求書の確認まで…

ひとつひとつは必要な仕事だけど、どれもこれも「今すぐ」のことばかり。

気づけば、ずっと目の前の“火消し”をして終わる毎日。
そのくせ、「今日もかなり動いたな」と、どこかで満足してしまっている自分もいる。

でも、敢えて言います。
言わさせて頂きます。

それって本当に“経営者の仕事”なんでしょうか?

たしかに全部仕事です。

でも冷静に見てみると、ほとんどが短期的かつ緊急性の高い作業なんですよね。

一方で、会社の将来にとって本当に重要なこと──

たとえば
事業の方向性を考えること、
組織をどう作るか、
人をどう育てていくか。

そういった長期的で重要な仕事は、つい後回しになりがちです。

なぜか?
理由はシンプル。

「急がなくても、今すぐ困らないから」。

でも、ここが落とし穴なんです。

毎日目の前のことばかりこなしていると、会社の未来を考える余裕なんて出てきません。
気がつけば、社長がいないと何も決まらない、動かない会社になってしまう。
どこかでこの流れを断ち切らないと、ずっとそのままです。

社長が“作業”に逃げていては、会社は成長しません。
「これ、自分がやらなくてもいいんじゃないか?」
「これって、会社の未来につながってるか?」
そうやって、自分に問いかける時間を意識的に持つことが大事です。

作業じゃなく、経営をする。
忙しさに流されず、本当にやるべきことに集中する。
それが、社長の一番大事な役割だと思うんです。

もし今、あなたが「毎日が忙しすぎる」と感じているなら。
それは、変化のタイミングかもしれません。

 

それでは、今回はここまで。
最後までお読み下さいましてありがとうございます。

またお会いしましょう!

 

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