行政書士の独り言|~もっとわがままにもっと面白く~
迷いのない人生を
みなさん、こんにちは!
運送業専門行政書士の齋藤です。
「このままでいいのか」
「俺は、誰のために働いているんだろうか」
そんな声を、私はこれまで何度となく、
運送会社の社長から聞いてきました。
経営者というのは、実に孤独な存在です。
運転手や事務員の生活を背負い、
取引先に気を使い、
業界の慣習にも従いながら、
どうにかこうにか毎日を乗り越えている。
けれど、ふと立ち止まったときに、
こう思うのではないでしょうか。
「もっと自分の好きなように仕事がしたい」
「“経営者”なのに、なんでこんなに縛られているんだろう」
「これじゃ、サラリーマンと変わらないじゃないか」
と。
「わがまま」は経営者にこそ必要な姿勢
ちなみに、ここでいう「わがまま」とは、
決して他人を振り回すことではありません。
自分の軸を持ち、
自分の価値観で判断し、
他人の顔色に左右されずに
意思決定する力のことです。
これは、経営者にとって不可欠な資質です。
むしろ、わがままを封印して「いい人」でいようとすると、
経営は確実に鈍ります。間違いないです。
例えば…
- 取引先の無理な値下げ交渉に、言いたいことも言えず「わかりました」と言ってしまう
- 社員のわがままを受け入れてしまい、会社全体の秩序が崩れていく
- 本当はやりたくない仕事を、付き合いだからと惰性で受け続けてしまう
これらはすべて、「経営者が“自分の経営”をしていない」状態です。
言い換えれば、他人の期待や圧力に経営を乗っ取られている状態。
ちょっと厳しい言い方かも知れませんが。
これでは、心も身体も削れていく一方です。
特に、心、つまりメンタルはかなり削がれるはずです。
迷いが消えると、経営は驚くほど加速する
私は、行政書士として運送業の手続きを代行する以外に
時々ですが、社長向けのコンサルティングをする事があります。
現在は、件数を限定させていただいているので
あまり多くの社長のお相手をすることができないのですが、
コンサルティングのテーマは、ひとことで言えばこうです。
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~迷いのない人生を~
もっと面白く、もっとわがままに
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どうでしょう??
我ながら良いビジョンだと惚れ惚れします笑。
冗談です。
何を隠そう、このビジョンは私自身が日々の
経営から強く思ったこと、思っていることを
言語化したものなんです。
実は、この考え方は、経営にもそのまま通用します。
「迷い」が消えると、経営判断は早くなります。
「やらないこと」が明確になると、戦うべき場所が絞られます。
経営者がブレていると、
社員も迷い、
顧客にも不信感が伝わります。
逆に、社長が芯を持って自信を持って決めていると、
社内外に良い空気が流れ始めます。
“NO”と言える社長が、本当に信頼される
「わがままな社長は嫌われるのではないか」
そう思う方もいるかもしれません。
でも、現実は逆です。
- 不当な要求に毅然と“NO”と言える社長
- 中途半端な人間関係に線を引ける社長
- 無責任な社員に対してしっかりと指導できる社長
こういう経営者こそが、本当の意味で信頼され、尊敬されるのです。
社員も取引先も、「都合よく扱える社長」ではなく、
「信念を持って経営している社長」と仕事をしたいのです。
もっと“好きな仕事”だけに集中しよう
経営者が「好きでもない仕事」を惰性で続けていると、
会社もどこかくたびれた空気になります。
逆に、社長がやりたいことに全力を注いでいる会社は、
社員も生き生きとしている。
「これが俺たちの会社だ!」と胸を張れる社風が生まれます。
あなたの会社はどうでしょうか?
「仕方なく受けている仕事」
「気を使って付き合っているだけの取引先」
「妥協している採用や育成方針」
……。
本当は、もっと手放していいものがたくさんあるのではないでしょうか?
経営者は、自分の人生を生きるべきだ
運送業というのは、社会インフラを支える尊い仕事です。
その業界の社長であるあなたは、
もっと誇り高く、堂々としていていい。
誰かに遠慮して、自分を押し殺す必要なんてない。
「もっと面白く、もっとわがままに」
それは、経営者にこそふさわしい生き方です。
自分らしく、自由に、そして強く。
そんな経営者を、私は全力で応援します。
それでは、今回はここまで。
最後までお読み下さいましてありがとうございます。
またお会いしましょう!
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