運送業のコンプライアンスについて

コンプライアンスの重要性

運送業において「コンプライアンス(法令遵守)」は、
単なるルールの話ではありません。
企業としての信頼を守り、
安全な運行を確保し、
従業員やお客様、
そして地域社会との健全な関係を築くための“経営の基盤”そのものです。

たとえば、
・点呼の未実施
・長時間拘束による過労運転
・車両整備の不備
・あおり運転
・過積載や速度超過
など、安易な気持ちで経営すると重大な事故や
行政処分に発展する可能性があります。

また、行政処分を受けることで、
新規取引や許可更新に影響することもあり、
経営リスクとして非常に深刻です。

一方で、日々の業務の中で法令を正しく理解し、
無理のない運行管理体制を整えることができれば、
結果として
「安全・安心な職場づくり」

「人が辞めない会社」

「取引先からの信頼獲得」
につながります。

法令順守は、いわば会社全体の品質を高める取り組みとも言えるのです。

これから運送業を安定して続けていく上で、「うちは問題ない」と思わず、
あらためてコンプライアンスの意義を見直してみませんか?

 


巡回指導

巡回指導とは、国から委託を受けた各都道府県の適正化事業実施機関が事業者に対して行う制度です。
実際に、営業所等に訪問し、適正に事業を実施しているか帳票等を確認する制度です。
違反がないかのチェックと、改善のための指導が主な目的になります。

巡回指導について

 


監査や行政処分

監査は、より深く法令順守状況を確認するために行われる調査で、
違反があれば厳しい処分につながることもあります。
巡回指導との違いや、主な処分内容を簡単に紹介します。

監査や行政処分について

 


顧問・サポートプラン

さいとう事務所では、コンプライアンス体制や巡回指導等に
不安のある運送業者さまのために、柔軟な顧問プランをご用意しています。
安心して事業に集中するためのサポート体制をご覧ください。

顧問・サポートプランについて